ジョイフルトレインで東北・信越エンジョイ旅part3
新潟駅ダイジェスト
帰る前にせっかくなのでこの三日間で新潟駅で見かけた列車の写真をくっそ適当に振り返っていく、そんなコーナーです
まずは485系NODOKAを見送るちょっと前に撮ったE653系のいなほ9号酒田行き
このE653系は日本海に沈む夕日と稲穂をイメージしたいわばフルーツ牛乳スタイルだが最近では海をイメージした瑠璃色、ハマナス(青森と函館をむすんでた夜行急行ではない)をイメージしたハマナス色に塗り替えられておりこの色は消滅しつつある模様。というか新色イメージをみてJR西日本ロクレンジャーを思い出したのは俺だけじゃないだろう
続いては二日目の朝に見たキハ40の磐越西線津川行き
車体の色は前の方が急行型で後ろの方が首都圏色 国鉄形車両ではたまによくある編成組んでるけど色が違うパターン。九州のほうでは側面のサボは使用されなくなったが新潟では今でも現役の模様
絶妙なサンドイッチ具合
きらきらうえつに乗った後にみた磐越西線会津若松行き
この列車は気動車鈍行では長い部類に入るであろう5両編成。その組成は前3両と最後尾ががキハ100系列で4両目だけキハE130というどうして全部そろえなかったと思わずつっこんでしまいたくなる編成。車内は意外にもほとんどの席が埋まっており新潟近郊エリアの需要の高さがうかがえた
とりあえずこんな物です
それぞれ自分が住んでいるところの列車とは違う個性が出ていて面白かったです。ただ115系をあまり見れなかったのが少し残念...
カエリノハジマリ
なんか小説っぽい題名だがようはただの帰宅である
ここから乗るのは5時17分発の信越線の長岡行き
この列車は新潟駅をでる信越線の一番列車である。割と早めに来たつもりだったが席はすでに半分近く埋まっていた。だが幸いにも端の仕切りがある所が空いていたのでそこに座る事に。外はまだ暗く景色も見えないので眠る事にした。これが結構寝心地がよく新津あたりの記憶はギリギリあるが目を覚ましたら終点の一つ手前の北長岡を発車していた
終点の長岡に到着
あっという間でした(小並感)
EF81が単機で通過したので適当に一枚
あとで気づいたがこいつは2017年の尾久車両センター公開の時に転車台の上に乗ってスピンスピンしていたそうだ
いい山見える?飯山線
ここからは飯山線に乗車することにする
結構早くに着いたのだが既に地元の人やら観光客?やらがドアが開くのをスタんばっていた。なんとか座る事が出来たが一両編成という事もあってかもう混雑が発生している。新潟駅を出る際ホテルでのんびりするために一本後の6時7分発の長岡行きに乗る事も考えたがそれをせずに早めにでた事は正解だったようだ。
ちなみに今日の朝食はさっきの長岡駅にあるキオスクで買って来たワッフル。ホテルを出てから何も食べておらずそのうえケチった為しばらく飢えに苦しむことになる
途中の十日町では列車の行き違いで停車時間があるので一旦下車。ここで北越急行に乗り換えたり高校に行く人が多いのかここでかなり乗客が減った
対向列車は[VOITURE AMITIE]カラーフランス語で友情の列車という意味のカラーリングを施したものだった。友情の列車って友達がほとんどいない俺にとっていろいろきついぞ...
森宮野原駅では十日町方面の列車...ではなく除雪車とすれ違い。昔どっかのテレビ番組でこの飯山線の除雪に関するドキュメンタリーをやっていた時に見たことはあったが本物を見たのは多分初めてだ。
かなりいかつい見た目をしているがこいつでも雪に勝てず運休する時もあるので自然というものは時として恐ろしい
終点戸狩野沢温泉に到着
飯山線の列車で全線を通して運転されている列車はほとんどなくここが終点になっている。そのためこの駅から先に行くには乗り換えが必要となる。
右側に止まっているのがさっきまで乗ってきたこの駅止まり、左側が長野行き。自分は長野まで向かうがこの列車には乗らない。
時間があるので改札を抜けた
中は木目調の構造で待合室もある
外観はかなりとがった三角屋根になっている。これは雪国でよく見られる仕様で屋根に雪が溜まってその重みで潰れないようにするためだ。
せっかくなので雪で簡単に何かを作ることにした。
それがこれだ
ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲を作ろうとしたが棒の部分を上手くつなげる事が出来なかった。ただ、その横にある(団子?)は上手く作れた気がするからヨシッ!
せっかくなので駅舎とも一枚
さてここからはさっき書いたように長野方面に向かう事にする。そこで今回利用するのは...
このおいこっと号です!
このおいこっと号は2015年の春にデビューした飯山線を走る観光列車で土休日を中心に運行されている。平日は普通列車として他の車両にまじって走る事もある。名前の由来は
TOKYO→OYKOT
とうきょう おいこっと
こんな感じで東京を逆に読んだものである(Wikipediaより)
まだ時間があるのでもう一度駅の外に出て撮ってみた。中々雪国らしい写真が撮れたかもしれない。
続いて車内紹介
車内は全体的に茶色く造られており一日目に乗ったSLレトロみなかみを思い出させる内装だ。座席の形は基本的には他の普通列車タイプと変わらずモケットを貼り換えた程度だ。
ロングシート部分には特急列車にあるような小さいテーブルが付いている
トイレは今流行りのユニバーサルデザインという奴になっている
発車してしばらくすると野沢菜を詰めた奴を貰った。朝からワッフルしか食ってない自分にとってはかなり貴重な食糧だ。おいしかった。
まさかの客車改造駅舎。北海道ではよく見るが東北・信越ではあまり見ないイメージ。
飯山では15分程?(覚えてない・調べるのめんどくさい)停車。自分が座っていたのは2両のうちの後ろの方でそっちはそれなりに客が乗っていた。対照的に前の方は乗客0人!0人でございまスゥゥゥゥゥ!な状態。だがこの駅から結構前の方の車両にも賑わいが出て来た。新幹線効果かもしくはツアー効果なのだろう。
上のほうから一枚
飯山駅はかつては一市町村の中心駅に過ぎない存在だったが今となっては新幹線が止まる大きな駅になった。wikiで昔の駅舎の写真を見てきたがあまりにも出世し過ぎである(褒め言葉)
飯山駅を発車するとまた食料の配給がやってきた。今回はおやきである。外は肉まんを柔らかくしたような感じである。おいしかった。
車両の端のほうに乗車証明書があったのでもろちん回収。臨時列車にたまにおいてある日付が書かれた板も撮影
乗車して1時間で終点の長野に到着。車内も落ち着いた雰囲気でそのうえ飯もくれたのでかなりおいしい列車でした。
ところでこの列車、というか飯山線の列車は長野駅に行く際しなの鉄道北しなの線というJR東日本とは別の路線を走行するがこの列車に18きっぷで乗った際どうなるんだろうか?見た感じ特に車掌が回ってきた形跡も無かった。そこらへんは信用乗車方式を採用しているのだろうか? (今回はここまで)