「鉄道旅ブログ」~見どころ施設無料化月間~で札幌観光編
前回というか最初の奴です↓
北海道着いた
おおよそ2時間のフライトの後、新千歳空港に到着。北海道には何度も行った事があるが、飛行機での上陸はやはり新鮮だ。
トッモの荷物を受け取ってから近くの新千歳空港駅まで歩くのだが、なんか既視感がある。自分が初めて飛行機に乗った時は那覇空港に降り立ったのだが、その那覇空港と中の造りが対して変わらない気がした。空港ってどこも造りが同じなんですかね?
新千歳空港駅の券売機を叩いて、乗車券を購入。なぜ島松までって思うかもしれないが、実は札幌までJRで行くなら区切って買った方が安くなるのだ。
しかしこれがのちにちょっとした波乱を呼ぶことになり、分割乗車券のデメリットを思い知る事になるとは....
快速エアポートに乗車
ワイ「クロスシートの奴がいいな~」
トッモ「じゃない奴もあるの?」
みたいなやりとりをしながら、ホームに向かうとそこにいたのは
ロングシートの車両(733系)もそれなりの数がいるが今回はクロスシートが来てくれた。別にロングシートが嫌いなわけではないが、やはり景色を見るならクロスシートの方がいいし、何より座席を4人掛け状態にして占拠出来るのがいい(混んでいる時はやめましょう)
さて、座席に着いたわけだがここである事に気づいた。
島松~札幌の切符が無い!
あれえ!?改札を通った時は、確かにあったんだけどなあ?
俺は探した、カバンの中・スマホケースの中、心当たりのある場所を全て探した。そして、やっとみつけた
ホームに落としてた!!!!
画像を見ると映りがかなり悪いように感じるが、これは列車のドアの窓越しに撮影したからである。早い話切符を置き去りにしたまま列車に乗ってしまったのだ...。
めんどくさいハプニングを起こったものの、そんなことはお構いなしに列車は札幌へと向かっていく。
一応デッキの方に行って新千歳空港駅に電話をかけたのだが
モーター音がうるせえ...
いやあ、相手が何言ってるか全く分かりませんわ...。
とりあえず、きっぷを落とした場所と名前は言って切ったんだけどこれでいいのか?もしかすると
オペレーター「まず名前を教えてくれるかな」
ワイ「先頭車付近できっぷを落としたんですけど...」
ともしかしたらこんな感じのアンジャッシュもびっくりなすれ違い会話をしていたかもしれない...。これだったらまだ個室...トイレで会話した方が良かったかもしれん。
本来は札幌で降りる予定だったが急遽一つ手前(快速基準)の新札幌で下車。ちなみに新千歳空港から札幌まで行くよりもここで降りた方が200円くらい安くなる。地下鉄メインで観光する場合はここで降りて一日乗車券を買った方がお得。
もちろんここで降りたからには地下鉄に乗り換えるわけで、先ほど述べた一日乗車券を使うのがお得なのだろうが、今回はこいつを使う
SAPICA~~!
これは札幌の中心を走るバス・地下鉄で主に使えるご当地ICカード。その特徴については今度やる気があればまとめるが、札幌観光をする際に買っておくと便利なカードである。
東西に移動するにはもってこいの路線(というかこいつしかない)。沿線にはそんなに観光地が無く、観光客にとっては南北線や東豊線に比べると利用する機会が少なそうだが、個人的にはなんだかんだよく使う路線だ。
降りたのは大通駅
ここは札幌の地下鉄三路線全部が乗り入れる駅で札幌駅も近い。というか地下街で繋がっているので歩こうと思えば歩ける。
北海道には何度も来たことがあるが、何気に明るい時間の札幌駅を見るのは初めてかもしれない。北海道には数回程来た事あるのに明るい時間の札幌駅を見た記憶がないとか...。
王道を往くラーメン共和国
お昼は札幌駅近くのラーメン共和国
今回選ばれたのは吉山商店
特に意味は無く、とりあえず適当に選んで入った感じだったが、結構おいしかった。
ラーメンを食った後はホテルに荷物を置いていよいよ札幌観光。札幌の観光地はある程度までは札幌駅周辺に集中しているので、結構楽。なので今回は、地下鉄ではなく
レンタサイクル~~
もうこの演出飽きた(辞めちまえ)
札幌にはポロクルというレンタサイクルが街の至る所に配置されており、これを使う事で効率的に名所を巡る事が出来る。
しっかしこれが超めんどくさい
ドコモの会員登録云々(自分はAU派)でそういった準備をしたりしないといけず、かなり時間を取られてしまった。
そんなこんなで何とか使えるようになり散策開始
北海道旧本庁舎
まず最初は札幌駅と大通公園の間らへんにある北海道旧本庁舎へ。その名の通り昔の北海道庁で、開拓使が設置されてから20年後の1888年に建てられ、その後、1947年まで北海道をまとめあげる為に使われていた施設だ。
中には図書館やら博物館として様々な資料が展示されているらしいが
どうやら後2年ほど工事で開くことは無い模様。
ヤツらを(無料)解放せよ
アマプラで踊る大捜査線観ながら書いてます(ガチ)
札幌市では観光地の活性化を狙って、市内にある観光地の一部を8月31日まで無料開放していた。そこでケチケチ精神の持ち主である俺は、これを機に、気になる所を全部回っておくことにした。
※現在は終了しています
次に行ったのはがっかり観光地として、悪名高い札幌時計台。パンフレットに載っている写真や、時計台というネーミングを考えると「でかそう」「すごそう」という感情を抱きそうだが、そう思った状態で足を踏み入れると、がっかりされても無理はない大きさだ。
さっきの旧北海道庁とほぼ同じ年に建てられたと思っていたが、こっちの方が10年早く建てられており、道庁と幼馴染というよりかは、お兄さん的な立場だ。
ルパン三世仮♂トロ...カリオストロの城の終わりらへんで、ルパン三世とカリオストロ伯爵が戦っていた場所のような、歯車やらがたくさん詰まった機械仕掛けな感じの中身かと思っていたが、実際は普通の資料館って感じだ。ただ、歴史好きにとっては退屈しない場所となっているので、行く価値は十分だ。
2階に上がるとクラーク博士の像があった。2階はベンチが並んでいる休憩所ッといった感じだった。
俺たちずっ友だぜ!
(右に映ってるのは俺...ではなく同行者のsyun)
時計台
時計台を出た後は、追加料金がかからないうちに近くの置き場に自転車を返して、これまた近くのテレビ塔へ。
時計台では消毒液が置いてあるくらいだったが、このテレビ塔では密になるのを防ぐために、屋上まで上がるエレベーターは多くても4人までとなっており、そのせいもあって、展望台に登るまでに結構時間がかかった。
これが時計台の入場券を売っているカウンターでの光景。普段はここでお金のやり取りをするわけだが、今回は無料なのでそういったやりとりは無い。とりあえず入場券を配ればいいだけだと思うが何故か律儀にレジも使っていた。
天気はまずまずって感じでテレビ塔から景色を見るには微妙だがまあ、全く見えないってわけではないのでヨシ!
行きはエレベーターで登ったが、下りはあえて、階段を使ってみる事にした。
雰囲気はさながらオトナ帝国のラストに出てくる階段そのもので、二人して盛り上がって居た。
羊ケ丘展望台に行きたい!
羊ケ丘展望台とは、手早く言ってしまえばどこかを指差しているクラーク博士の像がある場所である。
ここも入場料が同様のキャンペーンで無料となっているが、札幌駅からは少し離れている。
近くにあった大通駅にやってきた。
まずは東豊線に乗って終点の福住まで向かう。車両は、どことなくかわいらしいデザインの9000系
車内にはLCDも付いており、今時の車両って感じだ。
道中は疲れが出てきて爆睡してたのでカットして、終点の福住。この福住駅のすごい所は階段を上がって改札を出て、そこからまた階段を上がると、なんと福住バスターミナルの中に出られるという所だ。札幌では他にも、バスと地下鉄の乗り継ぎ割引が設定されたりと、交通機関同士の連携がすごい!
というわけでバスを探したはいいが...
「あれ!?バス無くね!?」
とりあえず、羊ケ丘方面に向かうバスが止まっているはずの乗り場に止まっている、別のバスの運転士さんに聞いたところ
「今日はもう走ってないですね~」
どうやらコロナの影響で減便ダイヤになり、乗る予定だった最終便が運休していた模様。
簡単に言えば無駄足
というわけで来た道を速攻で折り返し、さっき乗っていた東豊線に乗って、大通駅で下車。そこからは札幌市電に乗車。
車両はA1200形という札幌市電の中では2番目に新しい車両。連接車両・低床車という今時の最新路面電車って感じだが、車内にはこんな物があった。
どうやら観光客向けの設備もあるらしい。ただ、実際は少し高めの位置にあるクロスシートで、要は車体の構造上どうしてもフラットにできない部分が有り、それをごまか...もとい活かした結果なのだろう。なお、見える景色はだいたいどこの街にもありそうな雑居ビルがほとんどで、別に汚いとかそういう訳ではないが、観光客が楽しめる景色ではなさそうだ。
藻岩山展望台
20分程乗車したのち、ロープウェイ入口駅に到着。そこから連絡バスも出ているが、時間が合わなかったので歩いて向かう事にした。ただ途中、連絡バス乗り場にいたおばちゃんに
「今日は曇っていて景色見えないんですよ~」
藻岩山に行く目的は夜景を見る為だったが、この時点で行く理由の半分を失ってしまった。まあ、ロープウェイ乗りたさに行くことにした。
思っていたよりかはごつい感じの建物。
距離は短いが、案外坂が多いのでかなり疲れた。
中に入ってみると想像以上にたくさんの人がいた。景色が見れないのは分かり切っているが、いかんせん無料期間。往復1800円をチャラに出来るというのにつられている人が大半なのだろう。お前もだろとか言わない。
頂上とのライブ中継を見れるモニターが待機所にあったので見てみたのだが
故障中か?
いえ、正常です。
やはり頂上に行っても何も見えないのは確実らしい。まあ行くけど。
しばらく待つと係りの人に案内され、ロープウェイに乗る事ができた。
微妙な写真を何枚か撮ってたら終点に着いた。この先頂上へは、ケーブルカーが通っていて景色も見えず、その代わりに人だけがたくさんいるという誰得状態ではあったが、タダなので行ってみる事に。
前が見えねえ...
全体的に曇っているというか霧がかかっていて、メガネはくもるわカメラのレンズがくもるわと散々な状態。
ちなみに晴れていればこんな感じで札幌の夜景が綺麗に見えるらしい。これは再訪案件ですね。行けたらまた行こうと思う。
多分行かねえな(大失礼)
この先コロナが収まったらそれなりに客が来て待たされそうだし、何よりケーブルカーとロープウェイの往復で1800円はきつい。
とりあえず霧とカップルしか見えるものが無かったので退散。そそくさと男二人で山を下った。
この後はまた路面電車に乗って、札幌の夜の街すすきのへ
すすきので夜ご飯を食べる事に。
しかしさすがは夜の街すすきの。道を歩けばキャッチのお兄さんに声をかけられまくる。また「飲み放題安いよ!!」「女の子いるよ!」みたいなことを道端でただ大声で叫んでいる人もいる。客引というのは本来は法律に触れるものなので、こうして特定の誰か相手ではなく、ただ叫ぶことで、名目上は「独り言」という事にして法に触れないようにする賢いお兄さんもいる。
あてもなくさまよい続けて10分
今回はこの「だるま」というお店で札幌名物であるジンギスカンを頂くことに。
中では仕切りがあったり、消毒液も完備してあったりとコロナ対策は充分。札幌でのコロナ感染はこの街が中心だったので、そういった負の面を払拭する為でもあるのだろうう。コロナ全盛期でも飲み会が堂々と行われて集団感染したり、オッパブの姉ちゃんが乳〇の消毒忘れて、それをみんなが吸って感染したのが、すすきの(圧倒的風評被害)
これがジンギスカン
札幌で食べるのは初めてだが思ったより癖がなくてとても美味しかった。
食べ終わった後は鍋が外され中が丸見えに。ただ炭が焼けただけの光景だがどことなくかっこよさみたいなものを感じた。
ジンギスカンを食べ終わったら明日に備えて宿に向かう事に。 今日の宿は札幌駅の北側にあるのだが、間違えて南向きに歩いてしまう、というハプニングもありつつ宿に帰り、睡眠を取った。
最後に
というわけで本日は札幌観光をしてきました。鉄道成分はあまりなかったけどそこはまあ、許ちてくだちい。
今回もご覧いただきましてありがとうございました。よかったらyoutubeとかTwitterも見ていってくれると嬉しいです。
次回作
https://www.youtube.com/channel/UC_Gvqu91xg_fov1gedF369g?app=desktop