「鉄道旅ブログ」HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス&GO TOトラベルで破格の北海道鉄旅
いきなりの番狂わせ
事の発端は今年の春。当時の俺は「鉄道で日本縦断する」というたいそうな目的を持っていた。そこで、俺は経路を調べ、沿線の観光地などを調べ、安ホテルを調べ上げとかなり綿密に計画を立てていた。
しかし、出発を控えた一か月前の七月に、九州地方・中部地方を中心に甚大な被害をもたらした令和二年七月豪雨が発生。これによりこの旅の経路上にあった飯田線において土砂崩れが発生し、三ヶ月間の運転見合わせという事態が発生してしまった。しかも被災した場所がよりにもよって飯田線の中でもキングオブ秘境区間。そのため、早期復旧は絶望的なうえ、代行輸送すらできないという状況。なので日本縦断計画は大きく縮小・変更を余儀なくされた。
今回は、そんな土壇場での計画変更の末に行われたいわば代替旅みたいなものである。
今回のスタートは京成線の上野駅。本当は埼玉の某所(ぶっちゃけもうばれてる)からスタートしたけど特にこれといった面白い事は無かったので割愛。
ちなみに今回は途中まで同行者がいて、そっちの方もブログをやっているので特にメリットはないけど宣伝シヤーッス!
プライドを捨てた?500円スカイライナー
今回、北海道へは成田空港から飛行機で行くというかなりシンプルな行程(当社比)
北海道に行くまではかつては青森まで寝台特急あけぼのからのスーパー白鳥コンボ・上野からダイレクトに寝台特急北斗星・昔ながらの夜行急行はまなすといった感じでなんだかんだ函館駅を経由して札幌に向かう事が多かったが、それらが無くなった今、函館を経由しない方が安くて便利な時代になってしまったのはいささか寂しいものだ。
成田空港へはバスやらJRやらいろいろあるが、今回は空港アクセスにおいて代表的な、京成スカイライナーを使う事にした。
さて、スカイライナーは特急列車なので乗車するためには特急券が必要だが、その特急券の値段が
なんと500円!
新型コロナウイルスの影響により国内線・国際線問わず航空機の需要は大きく減少し、それに伴って空港連絡特急のスカイライナーも大きく需要が減少し、その結果
「乗らないよりかはマシ」
多分こんな理由で投げ売りされたのだろう
ちなみに、500円で乗れるのは飛行機を使う人限定なのであらかじめ窓口で搭乗券を見せる必要がある。
さて、改札を通ってとうとう人生初のスカイライナーに乗車
乗客は...誰一人...いませんでした。
まさかここまでいないとは思ってなかった。これは京成電鉄も真っ青だろう...。悲しみの声が聞こえる。
ちなみにこの後、数人乗ってきた。
成田空港着いたナリ
乗客の数は結局のところお察しだったものの特に手抜きをされることも無く安定の高速走行で成田空港第2ターミナル駅に到着。
今回我々はピーチ航空というLCCを利用するのだがそのピーチが発着するのが第三ターミナルという場所である。使った事のある人は分かると思うが、要は僻地だ。
まずは第二ターミナルから第三ターミナルに移動するためのバスを探すために移動。
その時に毎年、お盆のニュースに出てくる空港の待合場所に行きついたのだが...。
(ほぼ)全便運休
もはや芸術だ(若干不謹慎?)
基本的にこの時期ならばハワイに行く人やらグアムに行く人やら北海道に行く人、沖縄に行く人でいっぱいだが、全くお盆らしさを感じ取ることが出来ない。
なので各都市からのバスがやってくるバスターミナルも
この有様...
航空業界は未曽有の危機である
今こそ日本の航空会社の筆頭であるJALとANAが手を取り合い、合併するんだ!!!ならば会社名も考えねばならない......そうだ!二つの名前を合体させてAN(割愛)
閑古鳥すら泣かないバスターミナルを通り過ぎて空港循環バス乗り場へたどり着き、乗車。中はそこそこの人が乗っておりまずまずの活気はあった。
さて、手続きをするカウンターにやってきた。入口から手前の方はジェットスターのカウンターで占められており、ピーチのカウンターは少し奥の方にあった。
ここでナシオさん(重量)チェック!!
ピーチで無料で機内持ち込みできる荷物の重さは7kgまで
しかしその結果は...
若干のオーバー
荷造りをした時はギリギリ制限を下回っている予定だったが、どっかで何かを間違えてダメでした。
ただし、今回は一人じゃない!!友達がいる!!
今回、自分の分は「受託手荷物なし」で予約をし、料金をケチっているが、同行者の友人は「受託手荷物有」で予約をしている。なので、友人の受託手荷物に、自分の重量オーバーした分の着替えやらをつっこみそれで超過料金から逃れようという訳なのだ。
このセコ...もとい連携プレイでなんとか追加料金は支払わずに済んだ。かなりの乞食プレイだと思われるだろうが、これは複数人でLCCに搭乗する際にはよく見られる戦法らしい。乞食プレイ、みんなでやれば怖くない(他の乗客に怒られそう)
さて、搭乗口に登場した我々一行(激寒)
ネットで予約をした際はお互い特に座席を指定しなかったので離れ離れになるとは思っていたが、一緒に受付を済ませたからか真ん中に空席を挟んだ近くの席同士に。
ワイ「景色見たいから窓側がいい」
トッモ「高い所怖いから通路側がいい」
というわけでおおかた希望の席はあったのだが結果は...
ワイ「通路側」
トッモ「窓側」
神なんていなかった。
まあ、正直自分はどこでもいいやって思っていた節もあったので正直ちょっと残念くらいの感じだったが
トッモ「やべえよやべえよ。怖いって...」
怖がっていた
そして俺はその反応を見てニヤニヤしていた(人間の屑)
搭乗手続きを済ませ、飛行機の中に入った。自分は高校二年生の時に修学旅行で沖縄に行く際に乗ったANA便以来、人生二度目の飛行機利用。果たして、座席の方はいかに...
めっちゃせまい...
何これ!?普通に座ってほんのちょっと体ずらしたら、もう前の座席に膝が当たるんですけど!?(驚愕)
LCCは一便あたりの客数を少しでも増やすために、座席間隔が狭いというのは知っていたがまさかここまでとは思わなんだ...。今回は新型コロナの影響で、真ん中の座席は全席空席とし、密にならないような配慮がなされているが、もしこれが満席だったらそれなりに息苦しいだろう...。
道中は、窓からの景色におびえる友人の反応を見てニヤニヤした後、早起きした分の睡眠不足を補うかの如く眠った
結局ほとんど寝て過ごしました。
というわけで今回はここまで。まだ北海道に上陸してないけど次は上陸してるはずです!!(じゃなかったら何書くんだ)
てなわけで本日もありがとうございました!
↓次回作↓
https://www.youtube.com/channel/UC_Gvqu91xg_fov1gedF369g?app=desktop