ナシオの巣

鉄道旅やら好きな事を気ままに

18きっぷで東海道線旅!目指せ京都!「鉄道旅ブログ」

 

 

 

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始めに

久しぶり!みんな元気にしてるかい?

動画もかれこれ数か月放置し、ブログの更新も停滞気味な私ですが何とか元気です。さて、これらの活動を放置してまで最近は何をやっていたのかというと友達と遊んでいました。

というのも2月くらいに友達が

18きっぷで旅に出るぞ」

と言ってきたので色々話し合った結果、3月の始めに京都を起点に旅をすることになりました。そこで友達は、京都までの道中に静岡で寄り道をして天浜線ゆるキャン△ラッピングトレインを見に行くらしくそれに誘われたものの...その日程に被る形で個人的な用事があり、残念ながら京都までは別行動に...。

そこで、どうやって一人で京都に向かうか財布と相談した結果、その18きっぷの1回分を使って、京都まで東海道線でのんびりと向かってみる事にしました。

このコロナ渦の中で!?と思うかもしれないけど、2人という少人数なので許してくださいな。

 

始まりの南越谷駅

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今日のスタートはJR武蔵野線南越谷駅

初っ端から寝坊して20分遅れでのスタート。東北本線上越線経由だったら命取りだけど、今回は全体的に本数が多い区間なので多少寝坊しても大丈夫!

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京都への第一走者は5時52分発の府中本町行き。流石に朝早くだしコロナ渦だし全然混んでいないだろって思っていたが、その予測は外れホーム上にはたくさんの人が列車を待っていた。

駅に一つしかない改札口はめっちゃ空いていたのに...。お前らどっからやってきた!?

当然席に座る事は出来ず立ち席が確定。

これは豆知識だが武蔵野線の埼玉県内の駅は、東川口や北朝霞の一部を除いて大半の駅が、上下線のホームが完全に別になっている相対式構造。そのため進行方向右側のドアに寄っかかっていれば例え座れなくても比較的楽に過ごすことができる。

 

南浦和駅

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そのテクニックを使って混雑する武蔵野線をやり過ごし南浦和に到着。

ここから京浜東北線に乗り換える。

まだ6時ちょっと過ぎにも関わらずこちらもすごい人の数。日本の社畜精神が垣間見える瞬間だ。

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後発の南浦和始発列車に乗ろうかとも考えたが、この後の赤羽から乗る列車は1時間半近い乗車時間がある。もちろん赤羽始発ではないので座れる可能性はかなり低いが、それでも早く赤羽に着いて早く並べば座れるかもしれない...と思って先に発車する大宮からやってくる列車に乗車することに。

 

車内は予想よりかは空いており、幸いにも座る事ができた。

 

赤羽駅 

赤羽に到着。ここで2回目の乗り換え。

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これが赤羽駅の発車票。この赤羽駅京浜東北線宇都宮線高崎線埼京線の列車が一同に会するターミナル駅赤羽駅は北区というれっきとした東京都内にある駅だが、この駅を通る路線は、どれも北関東と東京を結ぶ性質を持つ路線だ。

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3番線にやってきた。

ちょうど湘南新宿ラインの列車がやってくる5番線を、E259系の成田空港行き成田エクスプレス(以下NEX)5号が通過していった。外国人専用のフリーきっぷ「ジャパンレールパス」で利用できることもあって、日本人だけでなく外国人観光客からも人気がある列車だ。しかし昨今のコロナ事情もあって外国人の利用に限らず日本人の航空機利用が激減し、巻き添えを食らってNEXの利用客も激減。その結果、NEXは運用が激減し最近まで毎時2~3本走っていたのが、日中の便は完全に運転取りやめになってしまった。

久しぶりに見る事出来てうれしいと捉えていいのか...分からない。

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NEXが通過した後にやってきたのが6時33分発の上野東京ライン経由の小田原行き。これでいっきに首都圏を縦断する。

京浜東北線の早い方の列車に乗って、早いうちに並んで待機していたが車内はかなりの混雑。結局席に座る事は出来ず...。

この列車の始発駅は高崎線籠原駅で発車時刻は5時33分。そこから東京方面へ向かい、熊谷5時39分、鴻巣5時54分、大宮6時17分と主要駅の時刻を見てもかなり早くに出る列車というのが分かる。にも関わらず圧倒的混雑。北関東の社畜精神はすごい。

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これが朝の尾久車両センター。通勤型車両は朝ラッシュ時間帯であったり、そもそも車両センターに所属していない事もあって全くいない。

その代わりに、踊り子としてデビューするE257系や工臨を置き換えるキヤE195系といった最近話題の車両が留置されていた。

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北の玄関口上野を通り過ぎ、線路が高い場所を走ると東京駅に到着する。ここまでは東北本線の線路を走っていたが、ここから東海道線に入る。

 

上野・東京・新橋の主要駅では乗客の入れ替わりが激しく、そのどさくさに紛れて新橋でクロスシートに座ることができた。やったぜ。

 

トラブル発生? 

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突然ビーーっとうっすらとブザー音が自分の後ろで鳴った。その状態で列車は茅ヶ崎駅に滑り込んだ。音自体は大して大きくなかったので、誰かの携帯の音かもしくは床下からの音だと思っていたが

「車内点検のため一時運転を見合わせます。」

とのアナウンスが。

そのアナウンスの直後に車掌さんや茅ヶ崎駅の駅員さんが合わせて4~5人やってきて、一瞬だけ物騒な感じではあったが特にこれといったことはなく、5分程で運転再開した。多分紙詰まりか、紙が無かったのどっちかだろう。

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平塚~大磯にあるJR貨物相模貨物駅で、相鉄の10000系に遭遇。なぜここに相鉄の車両(しかもJR直通未対応)がいるのかというと、おそらくだが最近相鉄の車両で実施されているリニューアル工事が原因と思われる。相鉄の車両のリニューアル工事は相鉄が行うのではなく、JR東日本長野総合車両センターで行われる。そこまでの輸送の目的にここに置かれているのかもしれない。

本来であれば10000系は10両編成で運用されているが編成の途中で分割されていて5両しかいなかった。

 

小田原駅 

列車は遅れを多少巻き返し、2分遅れで終着の小田原に到着。接続時間は本来3分でそれが1分に縮まったが、接続列車とは対面接続なので割と余裕で間に合った。

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これが事件現場のトイレ。普通に開ける事ができた。

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分かりにくいけど5両編成

そして、これが接続列車の熱海行き。JR東日本東海道線の列車はたいていが10両だが、なんとこの列車は5両編成。朝の小田原では何回か見る事ができる5両編成だが、実際に見たのは初めてだ。

 

当然グリーン車も連結されていないが、そもそも普段から乗らないのでヨシ!

 

小田原~熱海は海が見える所がちょいちょい有り、高い所を走る事もあって景色はいいがトイレに行ってたので写真も撮ってなければそもそも見ていない。まあいいか。気になる人はぜひ見に行ってはどうでしょうか?

熱海駅

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バブル期にブイブイ言わせていた温泉地の玄関口、熱海駅に到着。乗り換え時間は7分だが外に出てみた。

駅舎は新幹線が通る事もあってか、かなり立派。

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これが駅前の足湯。無料でしかも駅前という事もあって人気はあったが、密になるとの事で閉鎖中。悲しいなあ。

 

さて、発車時刻が迫っているので改札に向かったわけだが、ここであることに気づいた。

 

沼津・静岡方面の普通列車は全て3ドアのはずだが、発車表示によると次に乗る沼津行きは何と2ドア。これはまさか...とホームに向かうと

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373系だ!!!!

373系身延線の特急ワイドビューふじかわや飯田線ワイドビュー伊那路東海道線ホームライナー等基本は追加料金を支払わないと乗れない車両だが、間合い運用として普通列車運用に入る事がある。

 

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どこに座ろうか迷ったが、今回は車端部の4人掛けのコンパートメントを選択。

ムーンライトながらといえば繁忙期には指定席が瞬殺される事で有名だが、373系時代は若干訳が違い、この車端部だけ空いている事という現象が起こっていたそうな。これは他の席とコンパートメント席は別々にマルスに登録されており、窓口でコンパートメントと指名しないと駅員さんも

「普通指定席は満席か」

とコンパートメントの空席に気づかず満席と勘違いしてしまうからだとか。ちなみにこの仕様は現在のふじかわや伊那路にも引き継がれている。

 

さて、せっかくの373系ワイドビューチャイムが鳴るかな...って思って楽しみにしていたが、結局ワイドビューチャイムは鳴らなかった。普通列車運用の時は自動放送もかからず肉声放送になるのでそれが原因だと思う。

 

ワイドビューチャイムが鳴らなかった事にほんのちょっとだけがっかりしていると、列車は丹那トンネルに入る。これがまたアホみたいに長くトンネルの全長はなんと7.8km。現在は地形をお構いなしにトンネルでぶち抜く新幹線があちこちに出来たおかげで、これより長いトンネルがあちこちに生まれたが、このトンネルの開通当初は上越線清水トンネルに次いで日本で2番目に長く、現在でも在来線の中では青函トンネル清水トンネルに次いで3番目に長いトンネル(のはず)だ。長いゆえに景色を楽しむことも出来ず、携帯の電波も通じない。現代人にとっても難所の一つだ。

 

 沼津駅

15分程の乗車で沼津に到着。親戚の人やおばあちゃんの家が沼津にあるので、ここまでは比較的見慣れた景色だ。

 

この後乗るのが沼津始発の列車なので、もしかしたら列車番号変更して島田まで行ってくれる...!?って思ったがホームが違うらしく、願いはかなわなかった。

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これが次に乗る島田行き普通列車。さっき乗ったのが、6両編成トイレ付クロスシート車でこの列車は3両編成トイレ無ロングシート。この211系こそが静岡地区の東海道線だ。

車内は座席が半分埋まる程度の混雑率。1時間半ほどの乗車時間なのでこれくらいの混雑はとてもありがたい。

 

373系普通列車では無かったが、この211系の普通列車では両数が短い事もあってか、車掌さんが頻繁に車内を巡回してくる。大体の駅は有人駅なのであまり車掌の世話になる事は無いだろうが、それでも細目に巡回してくる。こういった仕事の丁寧さ・几帳面さが東海の特徴だ。

 

興津駅

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島田行きではあるが、その手前である興津駅で下車。

下車印を貰って改札の外に出る。興津駅は何度も通過したことはあるが、降りたことは一度もない。どんな光景が広がっているかなあと想像してみたが、大体予想通りで駅前には大してめぼしいものは無かった。とりあえず見つけられたのは土産屋さん、そして予備校くらいだ。

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次に乗る列車がやってきた。これは静岡方面からの折り返しの普通列車浜松行き。この興津駅は一見すると地方の小さな駅という印象だが、東海道線の運行においては重要な役割を担っており、興津駅で静岡・浜松方面に折り返す列車が多数設定されている。

 折り返し設備があるのが大きな理由だろうが、それにしてもなぜこのさえない(失礼)な駅が拠点になったのだろうか?

 

列車はガラガラの状態で興津駅を発車。ガラガラな車内はありがたい(2回目)と思っていたのもつかの間、興津の次の停車駅は清水。清水駅静岡市清水区、元をただせば清水市の中心駅。一気に座席の2/3が埋まった。

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その後は草薙・東静岡・静岡と静岡県の中でも人口の多い発展しているエリアの駅に停まり、静岡を発車したころには立ち客が出るほどの混雑に発展していった。

 

浜松駅

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その賑わいをほぼ維持したまま列車は終点の浜松に到着。東京から浜松が257.1kmで浜松から目的地の京都までが256.5km。ちょうど浜松が旅の折り返し地点だ。

 

王道を往くさわやか 

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ここでお昼をいただくことにする。今回お昼を食べるのは、静岡の王道ハンバーグレストランさわやかだ。せっかく静岡に来たからね。

 

静岡県静岡市浜松市の一部を除いて圧倒的車社会。そのためさわやかも大抵の店は国道沿いにあり、鉄道の駅からは結構離れている事が多い。だが、駅の近くにあるさわやかももちろん存在しており、その一つがこの浜松にある。

 

かなり便利な場所にある事もあって、店に入るまで30分かかる模様。暇つぶしに駅から歩いて10分程の場所にあるさわやかの待ち時間を見てみて、その結果がこちら。

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遠鉄浜松店くらい混んでる場所は全くない。

そんな中異次元の混雑だったのがこちら。

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この新静岡セノバ店はJR静岡駅から歩いて5分、静岡鉄道新静岡駅直結のかなり便利な場所にあるお店。そりゃ混みますわ。

 

30分程ダラダラ店の前で待ち、席に案内され注文したのがこちら。

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これは平日の期間限定でやっている元気応援ランチだ。普段のランチセットと違うのは、ソフトドリンクが一杯無料で付いてくる所だ。ハンバーグの量は170gと多少少なめではあるが、値段は変わらないのでヨシ!

 

さて、腹を満たしたのでさっさと移動する。目的地の京都はまだ先だ。

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次に乗るのは豊橋行き。まだまだ静岡県は続くが、この辺りは愛知県との繋がりが強いので実質愛知県みたいなもの。車両も静岡名物ロングシート車ではなく、中京圏で幅広く活躍しているクロスシート車だ。

 

車端部の4人掛け席を陣取った。

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浜松駅を発車してすぐに見えるのが浜松の車両基地。静岡で活躍している211系がお昼寝していた。

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これは弁天島駅付近の新幹線のめっちゃ近くを走る区間で撮った写真。こっちが100km/hで豊橋を目指す中、新幹線は270km/hで東京へ向かっている。

この旅で東京駅を発車したのが、6時53分。もしその後の7時ちょうどに出るのぞみ203号に乗り継いだとしたら京都には9時15分に着く。そう、新幹線が京都に着いた時、自分は沼津の隣の片浜にすら到着できていないのだ(片浜着は9時16分)。こうして18きっぷで旅をしていると新幹線の速さがよくわかる。

 

豊橋駅 

豊橋に着いた。

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よく分からないが試運転列車に遭遇した。近くで見ようと隣のホームへ移動したが、階段を下りている間に行ってしまった...。

 

次に乗る新快速から逃げるように発車していく名鉄名古屋線の特急名鉄岐阜行き。

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これが乗車列車の新快速大垣行き。この車両は313系の5300番台。この車両は座席面で他の313系にはない特徴を持っている。

他のクロスシート313系や、同じような座席・ドア配置のJR西日本の221・223・225系はドアに近い所と車端部は固定されていて転換する事が出来ないが、この車両は違う。

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何と全席転換できるのだ。特にこれといって大きなメリットは思い浮かばないが、これはすごい。

 

13時50分に列車は豊橋を発車。豊橋を過ぎて少しすると列車はグングン加速していく。

 

さっきの静岡区間は211系に合わせて最高速度は110km/h、JR東日本区間は120km/h出せるが、ダイヤが緩めで大体95~100km/h程。しかし、豊橋から先の中京圏区間313系の性能をフルに活かした運転を見せてくれる。

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そして、思った以上に簡単に120km/h走行を見せてくれた。この区間の運転最高速度は120km/hなので、如何に快速のスジが立っているかが分かる。

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列車は一つ目の停車駅蒲郡に到着。隣には名鉄蒲郡線6000系の吉良吉田行き普通列車が発車を待っていた。この蒲郡線を通って、吉良吉田から西尾線に入り、新安城から名古屋線に入れば名鉄だけで蒲郡から名古屋に向かう事ができる。かつては直通特急が走っていたりと蒲郡線の存在は大きかったが、今となっては所要時間・本数・運賃全てにおいてJRに完敗し、赤字垂れ流し路線に転落して廃止すら議論されている。現在は沿線の市町村が名鉄へお金を出す事で何とか維持されているが、それもいつまで続くか分からない。早めに乗っておきたい路線だ。

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そんなだらしない蒲郡線をおいていくようにして列車は蒲郡を発車。岡崎・安城と主要駅に停まっていき列車は刈谷に到着。ここでは名鉄三河線と乗り換える事ができる。

この三河線蒲郡線同様に名古屋への輸送においては所要時間・運賃・本数でJRに完敗している。しかし、沿線住民の利用も多いので蒲郡線と違って廃止は議論されていない。

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金山を発車してしばらくすると、さっきまで住宅ばかりだったのが一転して、高層ビルが多くなってくる。こうなれば名古屋は目前だ。

 

高蔵寺始発の中央本線普通列車と並走して名古屋駅に滑り込む。名古屋からたくさんの人が乗ってくる...と思ったが思いのほかそうでもなく、席に余裕がある状態で名古屋を発車。

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途中の尾張一宮ではドクター東海に遭遇。豊橋の試運転列車といい、これはついている。寝坊してよかった(自己肯定)

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反対側を見ると名鉄のホームを発車していく白い列車が。これはさっき豊橋で先に出発していった、特急の名鉄岐阜行きだ。さすがJR東海の新快速だ。とはいえ名鉄側は豊橋駅付近の飯田線共用区間の85km/h制限、日中でも30本近い列車を捌くにも関わらず3面2線しかなくいつ遅延を引き起こしてもおかしくない名鉄名古屋駅、急カーブで50km/hしか出せない犬山線との分岐点である枇杷島分岐点を抱えているから、それを考えると名鉄もかなり善戦している方だろう。

 

さっき出ていった名鉄の特急との並走を期待したが、名鉄側が逃げ切ったため何もなく岐阜に到着。日中の普通列車は岐阜止まりで、それを補うようにこの先を走る快速・新快速・特別快速は各駅に停まる。

 

ハプニング発生?(2回目)

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まもなく終着の大垣だ。と思ったが突然列車は鋭いブレーキをかけた。そしてそのまま停まってしまった。乗務員の無線が聞こえたのでそれに耳を傾けると、どうやら別の列車が安全確認のため防護無線を発砲したらしい。人と接触か?厄介事になるか...?と一瞬不安がよぎったものの、まあいいやと思いボーっと過ごす事に。東海道線は本数多いし、そもそも京都に着いた所でやる事無いしで別に急ぐ理由が無いからだ。友人を待たせるが自分のせいじゃないし、まあ許してくれるだろう...と考えていたら運転再開するとのアナウンスが。

結局何があったのか分からないまま10分程の遅れで大垣に着いた。

 

大垣駅

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だいぶ昔の一枚

大垣駅...かつてのムーンライトながらの終着駅だ。

かつてのムーンライトながらは朝の6時前にこの大垣に着き、隣のホームに停まっている米原行きの列車に乗り込み米原で新快速に乗りつぎ京都・大阪を目指した思い出が

そういえば数年前は311系の代わりにJR西日本の223系が乗り入れてたな...。

ここから在来線だけで九州に行った事もあった。

てか185系の前は田町所属の183系だったな。

と老人の自分語りは置いておいて、とりあえず大垣に着いた。ここでは養老鉄道樽見鉄道に乗り換える事も出来る。

 

しかし、それらには目もくれずさっさと西へ進む。

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次は15時37分発の米原行き。車両は313系の6両編成。この関ケ原越え区間は他と比べると需要が少ないので6両編成が30分間隔で走ればそれで充分らしい。

 

米原駅

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寝てしまった。そういえばムーンライトながらから乗り着いた時も大抵この区間は寝ていたなあ。どうやら関ケ原越え区間では眠ってしまう呪いが自分にはかかっているらしい。

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さて長い長いJR東海区間はこれにて終わり。ここからはJR西日本のターンだ。向かいに停まっている新快速播州赤穂行きで一気に京都へ向かう。

 

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米原を出てすぐの車両基地221系や223系・225系とJR西日本のエース級の車両が停まっている。ああ西日本に来たんだなあと感じる光景だ。

 

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草津駅

ここはJR草津線との接続駅。この草津駅あたりから高層マンションが増え始め、都会感が増してくる。

 

京都駅

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南越谷を出て11時間半、目的地の京都に到着。いやー長かった。まあさわやか寄らなかったら1時間は早く着いていたけどね。

 

感想

 さて、今回の18きっぷでの東海道線旅は...

 

やっぱり長い

 

まあこの一言に限りますわ。とはいえ、久しぶりの長距離18きっぷ旅かなり楽しかった。ムーンライトが無くなり、普通列車の系統分割が進み長距離での利用が難しくなったこともあって、ここ最近は片道3000~4000円程度の中距離移動をメインに18きっぷを使っていたので、今回はそれに一石を投じるような旅だった。やっぱり18きっぷイカれた長距離移動をしてなんぼだ。(しばらくはやりたくないが)

ちなみに18きっぱーの間で話題になっている地獄の静岡区間の感想は

 

意外ときつく無かった

 

意外でしょ?自分も意外に思ってる。もちろん暇つぶし(スマホに音楽を入れたり、マンガを2冊程)持ってきたのが大きいが、やっぱりこまめに列車を降りたのが大きいと思う。熱海~浜松は1本で行けるが今回は沼津・興津・浜松と3回列車の外に出た。浜松でさわやかに行ったこと以外は大したことはしていない(沼津は改札すら出ていない)がこれが良かったのかもしれない。もし、あまり時間もお金も無い...けど楽に静岡を乗り切りたいと考えるなら、あえて乗り換え回数を増やすのも手かもしれない。まあ夜行バスや新幹線を利用した方が合理的だけど...。

 

 というわけで今回はここまで、本日もありがとうございました。

 

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