ジョイフルトレインで東北・信越エンジョイ旅part2-1
はじめに
まさか二日目が公開されるとは思わなかった
最近の自分は3日坊主どころか2日で飽きたりすることもある
(最近またピアノを弾こうとして2日で辞めた)
ピアノは長い期間やっていたがどちらかと言えば親にやらされていた感覚なのでほとんど何も覚えておらず、かろうじて楽譜が読める程度なので
楽譜を解読する→片手で曲の前奏を弾く→めんどくさくなる
という感じですぐにやめた
ゆ〇うたみたいにいろんな曲を弾きたい!と思い立ったが自分のめんどくさい心はそれをはるかに凌ぐ強さであった
んまあ関係ない話は信濃川に投げ捨てて今回は週末パス旅2日目です
前回は新潟に行って終わりましたが今回はさらに北上して二つのジョイフルトレインに乗りに行きます。
新潟駅からおはよう
今日のスタートは当然のごとく新潟駅
朝早い事もあって絶起して絶叫する未来が見えていたけど無事起きる事が出来た
今日から2日間お世話になるきっぷはこちら
週末パス~
(cv大山のぶよ)
この切符は関東・南東北エリアのJR線とその周辺の中小私鉄・第三セクターが2日間乗り降り自由な切符
なお特急や新幹線は当然乗車券としてしか使えず別途特急券が必要というJR東日本お得意の「特急券で稼ぎましょう計画」が発動されている
週末パスの前世である土日きっぷでは特急・新幹線の指定席が予約し放題・学生料金あり・当日購入OKという貧乏乗り鉄にとっては神のようなきっぷであったがいつの間にか指定席が予約不可になったり学生料金が無くなってしまったという。
JR東の経営方針の変更の影響もあるらしいがマナーの悪い客が使わない列車の指定席を予約しまくってその影響で指定席利用ができなくなったという噂もあるんだとか。一部の客のマナーの悪さが制度の変更を生んでしまったのかもしれない
この列車は1番線から発車する
この写真を見て分かる通り万代口から入場して目の前にあるホームから発車する。
高架化された今では新発田行きが止まっていた所はただの壁になっている模様
この究極のバリアフリーはいくらリニューアルしてもかなわないだろう
唯一撮ってた豊栄駅の駅名票
それ以外はずっと寝ていたので次のシーンは終点のシバターってめっちゃボケてる...
ここでは乗り継ぎ時間が数分しかないので急いで乗り換える
次に乗るのは823D普通酒田行き
羽越線は全線に渡って電化しているが途中の村上で電化方式が変わる事もあってか(直流1500V→交流20000V)電気が関係ない気動車のキハ110で運行される
車内は混雑していて座れなかったので鉄オタ特等席もとい前面展望を見れる場所へ
この辺りは除雪されている事もあってそんなに雪がない
途中の中条で新潟行きのいなほ2号とすれ違い
しばらくすると線路は雪に埋もれて来た
羽越線は特急も走る幹線という事もあってか気動車の各駅であろうが雪が積もっていようが結構なスピードを出して走る
坂町の栄光
坂町駅に到着
ここで降りる
ホーム上には足跡が出来るほどの雪が積もっている
そして寒い、とにかく寒い
跨線橋にあったこの表示
新潟や米沢はもちろん上野も書かれている事からかなり前からあるのだろう
気になってこの駅にかつて停車していた列車を調べてみた
羽越本線は上越新幹線ができる前は庄内方面から首都圏をダイレクトに結ぶ特急「いなほ」が運転されていたがこの駅には止まらなかった模様
それ以外にも青森と大阪を結ぶ特急「白鳥」急行「日本海」(後に格上げ)や上野行きの夜行急行「羽黒」が走っていたがそれらも止まっていなかった
だが「いなほ」の補完列車の特急「鳥海」や羽越線内のみ走る急行は停車しておりここから一本で首都圏に行ける時代もあったらしい
青森方面に関しては後に特急「いなほ」が全列車止まるようになりその中に青森行きの列車も一本存在していたため青森へも一本で行けた模様
(2011年ダイヤ改正で秋田行きに短縮)
新潟方面越後線経由内野行き
堂々の6両で前3両は緑色の一次新潟色後ろ3両は青の新塗装バージョン
今時115系が6両で走る姿も珍しくなってしまった
下車印と駅スタンプを貰って外に出る
駅舎の形は国鉄時代に建てられた地方でよく見られるこの形
しばらくウロチョロしたのち旅を進める為に次の列車に乗る
ここからはこの駅からでている米坂線に乗車する
この列車は2両編成で米沢寄りはキハ110新潟よりはキハE120系という構成
今回はキハ110の方に乗車
暖房の効いた車内で発車時間を待っていると
突然駅員さんが車内に入ってきた
慌てている様子だ
何かあったのかなと思ったらなんと自分に話しかけてきた
あれ?何かやらかしたか俺...
と思っていたら
駅員さん「財布の忘れ物があるんですけどもしかしてお客さんのですか?」
確かめてみるとあるべき所を一通り探したがなかった
とりあえず付いていってみると
それがなんと自分の奴
どうやらさっき駅スタンプを窓口から借りたときそのまま置き忘れたらしい
全財産とえきねっとで予約した切符を引き出す際に必要なLINE PAYカードも入っていたのでもし教えてくれなかったら親戚もいないこの雪国で頼るあてもなく
雪に埋もれながらただ呆然としていただろう
米坂駅の駅員さんあの時は本当にありがとうございました
あなたのおかげで今雪に埋もれて行き倒れる事無く生きています
初めての米坂線
ハプニングもありつつ列車は7時42分に坂町を発車
朝早くもなければそれほど遅いわけでもない微妙な時間ではあるがこの列車が坂町から米沢方面に向かう一番列車である
始発列車にしては遅いかもしれない
だがローカル線の利用客は今や地元の学生がメインであり米坂線の新潟県区間には中学校が一校あるのみ(わりと坂町に近い)なのでこれで充分なのかもしれない。
駅を出てすぐにこんな雪景色
Google Mapで見てみると坂町を出てすぐに90°右に曲がりその後は即田んぼ区間駅の回りに少し集落がある程度で駅の回りですら集落が無い所もある
乗客が少ない事をいいことに前面展望席(椅子があるとは言ってない)を独り占め
もはや線路というよりただの二本の線でしかない
こんな豪雪にも関わらず安全に走る事ができる鉄道は例え本数が少なくとも乗客が少なくともその地域にとっては大切な足である事に変わりは無いのだろう
小国駅でほんの少しだけ降りる
この駅は米坂線で山形県に入ってから最初の駅でこの路線では珍しい有人駅
この駅を始発にする列車も運行されてる
暑苦しそうな駅名だが外は寒そう
(下の方が描写されていなかった...)
ここは山形鉄道との乗り換え駅でこの列車は荒砥行きの列車と接続するため15分程停車する
こういった時に外にでて空気を吸って車両や駅の観察をするのがローカル線旅の醍醐味の一つである
有人駅なので下車印を押して貰った
駅はコンパクトな造りで中にはストーブが焚いてあった
この山形鉄道線は元々は長井線と呼ばれており元は米坂線と同じ国鉄であった
その名残で改札は今でも共用されているのでJRの切符でホームに行くことは出来る
(週末パスは山形鉄道もフリーなのであまり関係ないが)
おおよそ定刻にやってきた山形鉄道荒砥行き
車両はローカル線ではお馴染みのNDCシリーズと呼ばれる軽快気動車
その後また列車に乗り込み終点の米沢に到着
坂町から米沢まで99.8kmという長距離の旅であった
全区間を乗りとおしたが結局乗客はたいした程乗っておらず二両目はほとんどの駅でドアが開かないとはいえほとんど空気輸送状態であり1両目もほぼそれに近かった。本数が増える米沢よりでさえお察しください状態で少し寂しさも感じてしまった。
余談だがこの99.8kmという距離は我が地元を走る
東武スカイツリーライン~半蔵門線~東急田園都市線の直通急行
埼玉県 南栗橋駅~神奈川県 中央林間駅(98.5km)よりも長い
米沢駅舎
地方の駅というと坂町駅のような感じの少し古臭い奴やちょっと茶色っぽいものを想像したけどおしゃれな美術館っぽい造りで、白い感じがまたお洒落さを感じます(小並感)
終わり
本日はここまでとなります
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それでは今回も閲覧ありがとうございました
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